『七夕の茶道体験 ― 願いごとを込めて、一服を。』開催レポート
7月6日、「七夕の茶道体験 ― 願いごとを込めて、一服を。」を開催いたしました。
当日の様子を、少しだけご紹介させていただきます。
◆七夕のしつらえでお出迎え
この日は、和室を七夕仕様に演出。
掛け軸は講師・寧洸庵(ねいこうあん)様がこの日のために選んでくださった「好日」。
涼やかな空間に、願いを込めた笹飾りが揺れます。
スタッフが心を込めて準備した七夕飾りに、大人もどこか童心に帰ってワクワクしたひとときとなりました。
◆礼に始まり、礼に終わる
いよいよ茶道体験がスタート。
まずは、深く一礼。「よろしくお願いいたします」――。
講師のAkiさんからは、「日本人は“始まりと終わりを結ぶ”ことを大切にしてきた文化があります」とのお話も。
背筋を伸ばし、静かに頭を下げる姿は、日本の美しさそのものでした。
◆願いを書く、予祝の短冊
今回の七夕では、ただ願いを書くのではなく「予祝(よしゅく)」の文化を取り入れました。
予祝とは、未来の夢がすでに叶ったかのようにお祝いする、日本古来の引き寄せの習慣。
そのため短冊には「〇〇になりますように」ではなく、
「〇〇ができました!」という、前向きな言葉が並びました。
「テストで100点が取れました!」「数学者になれました!」――
お子様たちの希望あふれる言葉に、思わず拍手が起こる場面も。
◆お菓子をいただく、やさしい時間
茶道体験の前には、お菓子をひとつ。
この日は、七夕をイメージした和三盆と天の川のような金平糖をご用意しました。
星柄の懐紙も添えて、可愛らしさと季節感が満載。
参加者の皆様にもご好評をいただきました。
◆いざ、自分で点てる抹茶
レクチャーのあとは、いよいよご自身で抹茶を点てていただく体験へ。
この日の抹茶の銘は「星の露」。
シャカシャカという茶筅の音、ふわりと立ち上る抹茶の香り。
和室いっぱいに広がる、優雅なひとときでした。
自分で点てたお茶を誰かに飲んでもらう喜びも、またひとしおです。
◆特別回 ― 静寂の中の本格体験
最後の特別回では、講師自らがお茶を点ててくださる本格的な所作を体験いただきました。
会場も、普段は寝室として使っている空間を使用。
静寂に包まれた中、丁寧に点てられた一服。
日常から離れた、心ほどける時間を味わっていただけたのではないでしょうか。
◆短冊に込めた「叶いました」の声
この日、たくさんの短冊が笹に揺れていました。
どれも予祝のことば――
私たちも心から「叶いました!」とお祝いさせていただきます。
◆スタッフも、ちゃっかり体験!
実は、粋のスタッフもこっそり体験していました。
筆者(左利き)は茶筅の使い方に四苦八苦…。
そんな中で驚くべき才能を発揮したのが、店長の柳澤。
その見事な手さばきに、講師も「今日一番の出来かもしれませんね!」と大絶賛。
予期せぬ才能開花の瞬間でした。
◆心がほどける、日本の文化をふたたび
改めて、日本文化には“思いやり”と“癒し”が詰まっている――
そんなことを再認識できた一日となりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
次回もまた、日本の美しさにふれるようなイベントをご用意したいと考えております。
どうぞお楽しみに。