国産木材のこだわり

国産木材のこだわり

domestic wood

木材軸組工法のまさに根幹となる木材。「木は生き物」とも言うように水分を吸収・放出しますので、長持ちする家にはその地域の気候で生育した木材を使うことが良いとされています。その為、ノーブルホーム粋では木材の産地にこだわり、地元八溝(やみぞ)山の良材で造る家を推奨しております。(どのような木材が使われているのか、ご紹介していきましょう。)

1953年創業の歴史を持つ、製材所とのパートナーシップ

木材はその多くが海外からの輸入品です。粋のパートナー企業は、日本国内の森で大切に育てられた木材をお届けするために、地域の山林において植林・育成・収穫そして、製材加工の自社体制を構築しております。素材生産から製品販売までを一貫して行い、全ての工程において特設自社で携わることで、安定的な原材料の確保と効率的な製品生産を可能としております。

粋の木材の強み

1. 100%国産材の国産材専門工場

福島・栃木・茨城の県境に位置する八溝山系(八溝杉)を原料とする無垢柱・梁材は独自の乾燥技術により、素材の持つ美しさを損ねることなく、色・つやにこだわった製品に仕上げております。また、粋の木材は日本農林規格に基づき指定された「JAS認定材」です。

2. 国内トップクラスの工場面積と国産材製材量

工場敷地面積は合計約36万㎡(東京ドーム約7.7個分)
国産材製材工場としては敷地面積・製材量ともに国内トップクラスの規模を誇ります。

3. 林業×製材業という幅広い事業領域


山林の立木が建材として使用できるまでには、素材業者が立木を伐採し原木市場に納入、製材加工業者は原木市場から丸太を購入して工場に搬入し、製品を製造するというルートが一般的ですが、粋のパートナー企業では山に入り立木を一本一本計測して材積と金額を算定するスタートの段階から、建材として使用可能な製品に加工するまで自社一貫性をとっております。
山現場から加工工場へ丸太が直行できるということは、体積・重量がかさむ丸太輸送の面で、時間、費用、品質、地球環境など多くのメリットがあり、さらに山の知識・情報を製品製造につなげられることを強みとしております。

品質へのこだわり


粋のパートナー企業は福島県南部、茨城県との県境に位置する塙町で操業しました。福島県、茨城県、栃木県の3件にまたがる八溝山系の素材は「八溝杉」の名で知られる良質材です。平均気温が低く、雨量・積雪の少ない環境でゆっくり育つ八溝杉は、年輪幅は一定で木目が美しく、オレンジかかった濃い赤身が特徴です、強度が高く狂いにくいため建築に適した材といえます。さらに、日本農林規格(JAS)を取得したJAS認定工場として規格に基づいたJAS製品の生産・格付け・検査の実施に加え、製品に製造番号を付加・印字させ情報を管理することでより安心してお使いいただける管理をしています。

高度な技術と、生産効率を高める仕組みづくりで天皇杯受賞

2010年に農林水産祭天皇杯(林産部門)を受賞しました。原木流通コストを抑えた地域材安定集材の仕組や、熟練した社員による高度な加工技術と厳格な製品格付けなどを評価いただきました。
含水率・強度・製造番号を製品に印字し情報を開示することで工業製品と同等の管理体制を実施していることに対しても高い評価を受けています。

木材加工技術の革新

木材には樹種があり、それぞれに特色があります。原木は適地適木で生息し、製品は適材適寸で使用する必要があります。その中で新たな木製品の開発に挑戦し、更に国内山林の持続可能性に通じる製材方法を追求していくことが重要であると考えていきます。

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