【事例多数】和モダンのおしゃれな家の外観を紹介!

和モダン住宅を建てる際は、家の外観をどのようなデザインにするかで、全体の印象が大きく変わります。ただ、ひとくちに和モダンといっても幅広いため、おしゃれな外観に憧れるものの、どうすれば上手く和モダンイメージを実現できるのか、悩んでしまう方も多いかもしれません。

そこで、この記事では、和モダンのおしゃれな外観を作るためのポイントを豊富な事例とともに紹介します。和モダンな外観の住宅を検討されている方は、ぜひデザインを考える際の参考にしてみてください。

目次

【外観】和モダンのおしゃれな事例5選

 

 

はじめに、これまでにノーブルホーム粋(sui)が手がけたおしゃれな外観の和モダン住宅の事例を紹介します。工夫を凝らして外観にこだわり、個性的な和モダンのデザインを実現した住宅の事例をみていきましょう。

 

京都の路地を思い起こさせる和モダン住宅

 

 

大きな格子の裏に設けられた特徴的な玄関により、まるで京都の路地裏にいるかのように感じさせる、趣ある外観の和モダン住宅です。玄関周りが独特な造りになっている理由は、外部からの視線問題。住宅街で家を建てる際に最も気になるのが、通行人や近隣の視線でしょう。最近では、周囲に外壁を設けない家も多く、プライバシーへの配慮は外観におけるポイントの1つになっています。この家では、大きな格子の裏に玄関を配置。さらに窓の位置や形も外部から見えにくいタイプにして問題の解消を試みました。格子裏の玄関扉へ続くアプローチは、敢えて外部からの光量を絞った造りに。

まるで京都の路地にある隠れ家的な旅館や料亭に入っていくかのような風情を生み出し、外観上の大きな魅力になっています。

 

> 京都の路地を思い起こさせる和モダン住宅の施工事例

 

小上がり和室と格子のある伸びやかな平屋

 

 

広々とした田園地帯に建つ伸びやかな印象の外観をもつ和モダン住宅。玄関周りのファサードには大きな格子と深い軒を設け、日本の伝統的な住宅に受け継がれてきた「くぐる」文化を取り入れています。敷地の広さを活かした造りで、居室は全て南側に集中させ、窓やガラス戸をふんだんに設けました。開放的な眺望とともに、建築的な水平方向への広がりによって家全体を広々と見せる効果も果たしています。

日中には外部の陽光を豊富に採り込んで、明るい室内を実現し、より多くの日射を採り入れられるよう、窓の形や場所にもこだわりました。さらに、室内にはロフトや勾配天井などを設けており、平面だけでなく立体的な広がりも感じられる造りになっています。

 

> 小上がり和室と格子のある伸びやかな平屋

 

日本伝統の照明が映える家

 

 

家の中から漏れる淡く美しい照明の光が柔らかな雰囲気を醸し出す和モダンの住宅。玄関扉の横に設えられた大きな格子は、日が暮れると室内の明かりを外部に伝え、優しい光で周囲を照らし出す行燈型のライトとともに、照明の映えるおしゃれな外観を演出します。

外壁の各所には、形と配置にこだわった窓を設けており、昼間は外の光を採り入れて室内を明るくし、夜には逆に内部から漏れ出る照明の光で、家全体が優しい印象に包まれます。

お施主様は、和の文化や伝統に深い関心をお持ちの方で、家造りでは、素材や色合いなど、さまざまな部分で「和を感じるもの」や「和の伝統を感じさせるもの」にこだわりました。日本の伝統を意識しながらも、随所にモダンなアレンジが加えられた外観から「温故知新」を感じさせるお宅になっています。

 

> 日本伝統の照明が映える家 の施工事例

 

中庭から光を採り込む家

 

 

家の中心に外の光を採り込める中庭を設けた和モダン住宅。住宅街に家を建てる際の大きなデメリットになるのが採光の問題です。窓があっても隣家のために日射が届かなかったり、窓を大きくするとプライバシーが気になったりと、採光はなかなか難しい問題といえるでしょう。

この家では、中庭と窓の配置を工夫し、採光問題を上手く解消しています。家の正面には、ほとんど窓もなく、玄関周りには大きな格子が設けられたデザインのファサードながら、中庭は外の陽光をふんだんに採り込める大きなガラス戸で囲まれ、驚くほどに明るい室内を実現しました。

外部には閉じ、内側には開かれた設計で、周囲環境のデメリットを上手くメリットへと生まれ変わらせています。

 

> 中庭から光を採り込む家 の施工事例

 

間取りの工夫でウッドデッキのプライバシーを高めた家

 

 

周囲に格子と塀を配置し、プライバシーを高めたウッドデッキを実現した和モダン住宅です。

大きく張り出したウッドデッキは、ハイサッシと水平に伸びる軒によって、外へと視線のつながりを作り出し、室内に高い開放感をもたらします。しかし、外部からはその存在がほとんどわからず、プライバシーにはきちんと配慮した設計に。

お施主様からの「大きなウッドデッキが欲しい」とのご要望とT字路の突き当りに位置する立地条件の問題を外観上の工夫によって解決しました。

 

> 間取りの工夫でウッドデッキのプライバシーを高めた家

 

和モダンな外観を作る際のポイント

 

ここからは、和モダンな外観を作る際に押さえておくべきポイントを紹介していきます。和モダン住宅の外観のポイントは以下の4つです。

  • 素材・色にこだわる
  • 和風パーツを取り入れる
  • 屋根の形にこだわる
  • 外構にもこだわる

それぞれを詳しくみていきましょう。

 

素材・色にこだわる

 

和モダン住宅の外観を演出する際には、外構に使用する素材や取り入れるカラーの工夫が大きな要素になります。素材のなかでおすすめなのは「木」。玄関や扉、柱、外構などに取り入れると良いアクセントになり、庭や植栽ともよく馴染みます。

カラーでおすすめしたいのは、彩度の低い落ち着いた色や少しくすみを帯びた色です。黒や茶色、ダークグレーなどをデザインのベースにすると、シックでスタイリッシュな和モダンの印象を引き出せます。

 

和風パーツを取り入れる

 

和モダンなイメージの外観にするため、玄関や外構などに和風パーツを取り入れてみましょう。例えば、玄関の扉を開き戸ではなく、引き戸にすると、和の印象が強くなります。

玄関付近や窓に木格子を取り付けるのもおすすめ。格子は和の雰囲気を醸し出すだけでなく、日差しや外部の視線を遮り、風通しを良くする機能的な役割も果たします。

ほかには、縁側やウッドデッキなど室内と外部をつなぐパーツを設けて、庭を住宅の一部と位置付ける伝統的な日本の建築文化を取り入れてみるのも良いでしょう。

 

屋根の形にこだわる

 

和モダン住宅では、屋根の形にもこだわり、日本の伝統的な様式を取り入れてみましょう。和モダンな外観におすすめの屋根は以下の4つです。

 

屋根の名称 特徴
切妻屋根 棟の両側に均等に勾配をつけた三角屋根。日本の木造住宅で一般的な屋根として古くから親しまれてきました。シンプルな形状で雨漏りしにくく、屋根裏スペースが確保しやすいのもメリットです。
陸屋根 平屋根やフラット屋根とも呼ばれる、勾配のない水平の屋根。四角い形状の屋根で、重厚感を出せるのが特徴です。また、屋根を屋上として活用したり、高さを変えた複数の屋根を設けて表情をつけたりもできます。
寄棟屋根 四方に向かって勾配をつけた屋根。耐久性が高く、落ち着いた雰囲気をもち、切妻屋根よりも高さを抑えられるため、より重厚感のある見た目に仕上がります。
片流れ屋根 一方向に勾配をつけた屋根。シンプルかつスタイリッシュな印象で、屋根の角度によって見た目が変わるため、外観デザインにも大きな影響を与えます。設計を工夫すれば、日差しや雨などへの対策にも利用可能です。

 

外構にもこだわる

 

和モダン住宅では、建物の外観だけでなく、庭やアプローチ、玄関にもこだわると良いでしょう。

庭に木や植栽を植えたり、玄関までのアプローチに砂利や石畳など和の部材を使用したりすると、家の外観とも上手くマッチして、より効果的に和モダンな印象を演出できるようになります。

縁側やウッドデッキなどの外構を設けて、住宅と庭・アプローチをつなげる間取りを採用し、全体的な統一感を生み出すデザインにするのもおすすめです。

 

まとめ

 

 

和モダン住宅の外観は、家の顔となって、全体の雰囲気を左右する大切な要素です。和モダンイメージの外観を実現するには、和のパーツを取り入れるとともに、使用する素材や色、屋根の形、外構などのポイントを押さえる必要があります。

和モダン住宅を検討しているけれど、どのような外観デザインにすれば良いのかよくわからないと思っている方は、ノーブルホーム粋(sui)にお任せください。

ノーブルホーム粋(sui)は、日本の伝統を活かした家づくりを手がける和の住宅ブランド。和のプロフェッショナルがお客様の要望に応じた和モダン住宅をご提案いたします。茨城県で和モダン住宅を検討されている方や和モダンな外観に興味をお持ちの方は、ぜひ一度、ノーブルホーム粋(sui)に家づくりをご相談ください。

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