2025年守谷市の坪単価と土地価格｜エリア別相場と総予算の考え方を解説

守谷市で土地購入を検討する際、「坪単価はいくら？」「総額はどれくらいになる？」と気になる方は多いのではないでしょうか。

守谷市は、つくばエクスプレス（TX）開通により利便性・資産性の評価が高く、エリアによって坪単価の差が大きいのが特徴です。

土地価格の違いは総予算や間取りの取り方にも直結するため、相場を正しく把握しておくことから理想の家づくりは始まります。

そこで今回は、茨城県で宅地の開発・分譲も手がけている『ノーブルホーム粋（SUI）』が、守谷市の坪単価の相場・エリアの特徴・予算配分の考え方を解説します。

「自分たちに合う土地と家のバランスを見極めたい」という方は、ぜひ最後までごらんください。

守谷市坪単価の最新相場｜エリア・駅別の価格差

守谷市の坪単価は、つくばエクスプレス開業以降、上昇傾向が続いています。

ただし、駅からの距離やエリアによって価格差が大きく、同じ守谷市内でも10万円以上の開きがあることも珍しくありません。

守谷市全体の坪単価

守谷市の坪単価は、約33万〜42万円／坪が目安です。

駅近エリアや住宅需要が高い地域では、実際の取引価格が公示地価（国が公表する公的な価格）より高くなるケースも珍しくありません。

数字だけを見ると「高い」という印象を持ちやすいですが、人気が集中している＝生活利便性や資産性が高いという側面があります。

〈参考〉
・守谷市『令和7年地価公示（守谷市標準地価格）』
・土地代データ『茨城県守谷市』
・スーモ『土地＞価格相場から探す＞茨城県＞守谷市』

守谷駅・南守谷駅・新守谷駅の坪単価を比較

守谷市内でも、駅ごとに坪単価の傾向は大きく分かれます。

おおまかな比較イメージは以下のとおりです。

駅名	坪単価の傾向	人気の理由
守谷駅	最も高い水準	・TX利用・利便性・商業施設が集中
南守谷駅	中間水準	・落ち着いた住宅地 ・バランスの良い環境
新守谷駅	比較的抑えめ	・静かな住環境 ・土地が広く取れる傾向

坪単価が高い＝デメリットではなく、生活しやすさ・資産性の高さの裏返しです。

一方で、予算を重視しながらゆったり建てたい場合は、駅距離を少し広げることで総額を抑えることも可能です。

このように、エリア選択が総予算に直結します。

次章では、土地代と建物代のバランスをどう取るべきか、総予算の考え方を詳しく解説していきます。

守谷市の坪単価からわかる総予算の考え方

土地の坪単価がわかっても、実際にいくら必要なのかイメージしにくいものです。

家づくりの総予算は、土地代・建物代・諸費用の3つのバランスで決まります。

総予算＝土地×建物×諸費用の最適配分

一般的に、家づくりの総予算は「土地3：建物6：諸費用1」で考えると、バランスが取りやすいと言われています。

たとえば守谷市で総予算4,500万円を想定した場合、以下のような配分が一つの目安になります。

【例】

• 土地1,350万円（30坪×45万／坪）
• 建物2,700万円（35坪×77万／坪相当）
• 諸費用450万円

土地に予算を多く割きすぎると、建物の性能・収納量・間取りで妥協が増えやすい点には注意が必要です。

総額だけで判断するのではなく、「毎月いくらの返済に収まると安心か」という視点で配分を決めると、無理のない家づくりにつながります。

総予算4,500万円を35年ローン、金利1.5%で借りた場合、月々の返済は約13.7万円です。

手取り収入の25%以内に収まるかを重視しましょう。

坪単価が高くても予算内で建てるためのポイント

坪単価が高い土地を選んでも、建物や外構の工夫によって総額を調整できます。

延床面積を適切に抑えつつ、収納や動線を最適化すると、コンパクトでも暮らしやすさをしっかり確保することが可能です。

仕様を下げるのではなく、優先順位をつけた設備選びをすることで、満足感を高められます。

「土地にお金をかける＝家の妥協」ではなく、土地と建物の役割を整理しながら全体のバランスを整えることが重要です。

予算のかけ方を工夫すれば、守谷市でも理想に近い住まいを叶えられます。

守谷市とつくば市の総額を比較

守谷市と並んで比較されることが多いのがつくば市です。

どちらも人気の住宅エリアですが、坪単価に差があるため、同じ広さの家を建てても総額の組み立て方が変わります。

【総額イメージの比較】

項目	守谷市（例）	つくば市（例）
土地の坪単価	約33万〜42万円／坪	約14〜36万円／坪
土地費用（30坪想定）	約990万〜1,260万円	約420万〜1,080万円
建物費用（35坪想定）	約2,600万〜2,900万円	約2,600万〜2,900万円
諸費用	約350万〜450万円	約350万〜450万円
総額の目安	約3,940万〜4,610万円	約3,370万〜4,430万円

これは一例であり、あくまでも目安です。

守谷市は人気・利便性・資産性が高い分、総額が上振れしやすい特徴があります。

一方で、つくば市は土地の選択肢が広く、土地優先・建物優先のどちらでも予算調整しやすい点が魅力です。

どちらが「良い・悪い」ではなく、ライフスタイル・資産性・通勤・学区などの優先順位によって最適な選択は変わります。

土地価格だけに目を向けず、土地・建物・諸費用を一つの予算軸で考えることが、後悔しない家づくりにつながるポイントです。

つくば市の土地についての詳細は、こちらの記事をご確認ください。

〈関連ページ〉つくば市の土地の価格相場｜500万円以内で探せるのか、抽選、建築条件なしについても解説

水戸市も検討の範囲に入っている方は、こちらの記事をご確認ください。

〈関連ページ〉2025年水戸市の坪単価・土地価格相場｜人気エリアの特徴と失敗しない選び方

〈参考〉
・土地代データ『茨城県つくば市』
・スーモ『土地＞価格相場から探す＞茨城県＞つくば市』

坪単価が高いからこそ「間取り・性能」が重要｜妥協しない家づくりの方法

守谷市のように土地価格が上昇しているエリアでは、土地面積を抑えざるを得ないケースも多くなります。

しかし、間取りの工夫と性能へのこだわりによって、コンパクトでも高級感と快適性を両立させることは十分に可能です。

コンパクトでも高級感・快適性を両立できる設計の考え方

延床面積を抑えても、動線や収納の工夫次第で暮らしやすさは大きく変わります。

たとえば以下のような設計が効果的です。

• 回遊動線にする：家事の移動距離が短くなり、毎日の負担を軽減できる
• LDKを中心とした配置にする：生活の中心がまとまり、狭さを感じにくくなる
• 吹き抜け・勾配天井・ハイドアを採用：目線の抜けが生まれ、空間が広く見える
• 床材や照明の質をアップ：面積を変えなくても空間の雰囲気と満足度が上がる

広さ以上に「体感的なゆとり」をどうつくるかが、住み心地の良さを左右します。

限られた予算でも空間の質を高められるため、坪単価が高いエリアでの家づくりとも相性の良い考え方です。

性能は暮らしの「満足度」に直結する

快適さを決めるのは広さよりも「性能」であることが住宅では明確です。

断熱性能・気密性能・窓の仕様が整っていると、冷暖房効率が上がり、夏も冬も室温が安定して過ごしやすくなります。

ランニングコストを抑えられるため、長期的な家計にもプラスです。

また、中古売却時にも評価されやすく、資産性にもいい影響を与えます。

予算調整が必要になった際は、削る順番を誤らないことが大切であり、性能を優先するほど「住んでからの満足感」が長く続きます。

茨城県全域で性能を重視した家づくりを検討している方は、ノーブルホーム粋（SUI）にお問い合わせください。

土地の条件やご予算に合わせて、断熱・気密・窓仕様を最適化し、長く快適に暮らせる住まいを設計いたします。

守谷市の将来性から考える土地選び｜注目すべきエリアと資産価値

守谷市内でも、エリアによって坪単価や住環境は大きく異なります。

ここでは、ライフスタイルに合わせたエリア選びと、守谷市全体の将来性について解説します。

ライフスタイル別おすすめエリア

同じ守谷市でも特徴が異なるため、暮らし方に合わせてエリアを絞ると土地探しがスムーズになります。

希望の暮らし方	該当エリア／坪単価の目安	主な特徴
子育て重視	松ケ丘・けやき台 約30〜45万円／坪	・学区評価が高く、公園が近い ・落ち着いた住宅地
通勤重視	守谷市中央・ひがし野 約50〜60万円／坪	・TXでアクセス良好 ・商業施設が充実し利便性が高い
ゆとり重視	みずき野・薬師台 約20〜30万円／坪	・自然が近く静かな環境 ・広い土地を確保しやすい

このように、ご希望の暮らしに合ったエリアを先に決めると、予算や土地条件の判断がしやすくなります。

〈参考〉土地代データ『茨城県守谷市＞各エリアで検索』

守谷市の将来性と資産価値

守谷市は県内外からの転入が多く、2024年の人口増加率は茨城県2位という高い成長性を誇ります。

つくばエクスプレス開通以降は転入超過が続いており、今後も一定の人口増が見込まれています。

都心アクセスの良さと利便性の高さから住宅ニーズが安定しやすく、人口が増えやすいエリアは、将来売却するとなった際にも有利です。

〈参考〉茨城県『市町村別人口増減数と順位（令和6年）』

守谷市で叶える住まいの事例｜和モダンデザインと快適な間取り設計

ここからは、茨城県で手がけたノーブルホーム粋（SUI）の住宅・間取り事例を紹介します。

いずれもデザイン性・性能・暮らしやすさを兼ね備えた住まいですので、ぜひ設計の参考にしてください。

シックで洗練された大人の和モダン住宅

こちらは、無駄を削ぎ落とした、端正で美しい外観の住宅です。

内装は、コンクリート調の無機質さに天然木の温もりを重ねた空間です。

造作収納やアイランドキッチンを組み合わせることで、ホテルライクながら日常の暮らしやすさも叶えています。

〈関連ページ〉モルタル床と薪ストーブのある、感性で紡いだ平屋。

伝統美と職人技が息づく格式ある和の邸宅

こちらは、重厚な銅屋根と格子戸を備えた外観の住宅です。

堂々としたたたずまいの中に、和建築ならではの繊細な品格を際立たせています。

内装は、伝統的な柱梁・組子細工・障子の柔らかな光が重なり合い、唯一無二の住空間をつくり出しています。

〈関連ページ〉銅板屋根が美しい和の邸宅

純和風・和モダンな住宅の事例は、こちらの記事をご確認ください。

〈関連ページ〉純和風・和モダンの高級住宅実例｜伝統的な間取り・内装・外観デザインの種類、素材など解説

暮らしの満足度を高める間取り事例

こちらは、【延床面積約28坪】の2階建て住宅の間取りです。

吹き抜けと回遊動線を中心に、家事・移動・収納のしやすさをとことん高めた設計です。

1階はキッチンを核に生活動線を集約し、2階はホールに自然な“視線の抜け”をつくることで、開放感を演出しています。

こちらは、【延床面積約36坪】の2階建て住宅の間取りです。

吹き抜けと階段を住まいの中心に据えることで、どこにいてもご家族の気配を感じられます。

また、洗面・浴室・クローゼットを2階に設けることで、1階のLDKにゆとりある空間を確保しています。

こちらは、【延床面積約36坪】の平屋住宅の間取りです。

LDKを中心に個室・洗面・クローゼットへ回遊できる設計で、家事と生活の動線が短くなるのが特徴です。

小屋裏収納を取り入れて、生活感を見せないすっきりとした暮らしを叶えます。

ノーブルホーム粋（SUI)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。

守谷市での家づくりはノーブルホーム粋（SUI）へ｜土地・設計・予算を総合サポート

守谷市の土地事情を理解しているハウスメーカーでは、予算配分・設計・エリア選定を含めた家づくりを一緒に進められます。

ノーブルホーム粋（SUI）は、茨城県住宅着工棟数9年連続No.1の実績を持ち、守谷市での豊富な施工経験があります。

約800区画の土地を保有しているため、坪単価とエリア特性を踏まえた最適な土地提案が可能です。

ご希望の土地・予算の条件に合わせながら設計の自由度を確保できるかどうかは、施工会社によって大きく変わります。

茨城県全域で後悔のない家づくりを進めたい方は、ノーブルホーム粋（SUI）にお問い合わせください。

理想の暮らし方に合う土地選定から、無理のない資金計画・設計までを一貫してサポートし、ご家族にとって最適な住まいをご提案します。

まとめ

今回は、守谷市の坪単価の相場やエリアごとの土地価格の違い、予算配分の考え方、総額を踏まえた土地選びのポイントについて解説しました。

利便性が高い地域だからこそ、坪単価だけで判断せず、暮らしやすさや資産性、建物との総予算バランスまで見据えて検討することが大切です。

今回の内容が、守谷市で理想の土地探し・家づくりを進める方の判断材料になれば幸いです。