リビングと和室の仕切り方・間取りアイデア|おしゃれな建具の選び方と新築設計のポイント【茨城】

リビングと和室の仕切り方・間取りアイデア|おしゃれな建具の選び方と新築設計のポイント【茨城】

※本コラムは、広く一般的な情報提供を目的としており、弊社のサービスに限らず、多くの方にとって役立つ内容を意識して執筆しています。
詳細なご相談や専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

リビング続きの和室は、お子さまの遊び場や来客スペース、家事スペースなど幅広く活用できる人気の間取りです。

一方で、「仕切りは必要?」「開放的な一体型にしたほうがいい?」と悩む方も少なくありません。

実際に和室の使い勝手は、仕切りの選び方によって大きく変わります。

特に新築では、建具の種類や開口の取り方など、設計段階でしか決められないポイントもあります。

そこで今回は、茨城県で和の意匠と現代の暮らしやすさを両立させた住まいを手がける『ノーブルホーム粋(SUI)』が、リビングと和室の仕切りの種類やメリット・デメリットを比較しながら、茨城県の気候や暮らし方に合った設計のポイントを解説します。

理想的で心地よい住まいづくりのために、ぜひ最後までごらんください

リビングと和室の仕切りは「あり・なし」どちらを選ぶべきか

リビングと和室を仕切るふすま

リビングと和室の仕切りは、「状況に応じて開閉できる建具を組み込む」のが後悔しない選択です。

最初から「仕切りあり」か「仕切りなし」のどちらか一方に決めてしまうのではなく、切り替えられる間取りにしておくことで、両方の良さを活かせます。

まず、「仕切りあり・仕切りなし」それぞれの特徴を整理してみましょう。

項目仕切りあり仕切りなし
プライバシー・目隠し
冷暖房効率
(広い空間を均一に冷暖房)
空間の広がり感
来客・個室利用×
子育て期の見守り

仕切りなしの場合は開放感があり、小さなお子さまがリビングにいながら和室で遊ぶ状況に向いています。

一方、来客時に個室として使いたい場面や、プライバシーを確保したいときは仕切りがある方が有利です。

最初から仕切りを完全になくしてしまうと、将来ライフスタイルの変化に合わせて個室化したくなった際、壁や建具を新設する大掛かりなリフォームが必要になります。

どちらの良さも活かせるよう、設計段階から仕切りの有無を間取りとセットで検討することが重要です。

リビングと和室を仕切るアイデア|建具・扉・ロールスクリーンなど5種比較

リビングと和室を仕切る障子

仕切りを設ける場合、次に検討するのは「どのような建具を使用するか」の選択です。

代表的な5種類を特徴と向いているケースで整理しました。

種類特徴向いているケース
引き戸・ふすま開放時に壁面に収まり、開口を広く取れる。
引き込み戸(戸袋タイプ)は設計時のみ採用可
来客・個室利用が多い家
障子・格子建具光を通しながら目隠しになる。
和モダンのインテリアになじむ
デザイン重視・和テイストの家
ロールスクリーン天井付近にすっきり収まる。
断熱生地を選べば断熱性の向上につながる場合がある
普段はオープン、必要時だけ仕切る場合
プリーツスクリーン柔らかな風合いで圧迫感が少ない。
上下分割で採光を調整できる種類もある
リビングとの雰囲気を統一したい場合
カーテン・のれん取り付けが手軽で後付けも可能。
意匠性はやや低め
予算を抑えたい場合・賃貸住まい

新築の注文住宅であれば、引き戸・ふすまや障子・格子建具は開口幅や取り付け位置を間取りと合わせて計画できます。

ロールスクリーンやプリーツスクリーンは後付けが可能ですが、引き戸の開口幅や鴨居(上部のレール)の位置を完成後に変更する場合は、構造や下地の条件によって制約が出やすくなります。

そのため、建具を選ぶ場合は、設計段階での確認が必要です。

引き戸や格子建具は、空間を仕切るだけでなく和室全体の印象にも大きく影響します。

建具の種類やデザインについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご確認ください。

〈関連ページ〉和室のモダンな建具事例|建具の種類、おしゃれでかっこいい和室をつくる5つのポイント

リビング続きの和室のメリットと、知っておきたい注意点

障子で仕切られた和室

リビングに隣接する和室には、日々の暮らしで実感できるメリットがあります。

設計前に知っておきたい注意点もあわせて確認しておきましょう。

リビング続きの和室のメリット

リビング続きの和室の具体的なメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  • 子育て期の安心感:リビングから目が届く場所で、お子さまの遊び場を確保できる
  • 来客・宿泊対応:仕切りを閉めれば独立した客間として活用できる
  • 日常のゆとり:洗濯物をたたむ・昼寝・在宅ワークなど、フレキシブルな使い方ができる

リビング続きの和室の注意点

リビング続きの和室は、主に以下の2点に注意が必要です。

  • 冷暖房効率:仕切りなしの一体型にすると、LDK全体を冷暖房することになりランニングコストが上がりやすい
  • ペットのいるご家庭:猫や犬の爪で畳が傷みやすい。和紙素材の畳は撥水加工されているものが多く、い草より耐久性が高く対策として有効

これらを事前に理解しておくことで、失敗のない間取りづくりにつながります。

中には、「そもそも和室を設けるべきか迷っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

和室を採用して良かったケースや後悔しやすいケースについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

〈関連ページ〉和室なしで後悔する理由|『いらない人・つくるべきだった人の違い』と後悔しない間取りの考え方

茨城県でリビング続きの和室のある暮らしに興味をお持ちの方は、ノーブルホーム粋(SUI)にお問い合わせください。

メリットを活かしつつ注意点もしっかり踏まえた間取りと仕切り計画を、茨城県の暮らしに合わせてご提案いたします

新築設計だからできる仕切り計画|茨城県の暮らしに合わせるポイント

陽の当たる障子

和室の仕切りを美しく、かつ機能的に収めるためには、家を建てる初期段階での計画が不可欠です。

茨城県の気候特性も踏まえて、設計時に押さえておきたい2つのポイントを解説します。

「引き込み戸」「3枚引き戸」は設計段階で選ぶとよい

リビングと和室を柔軟につなぐ建具として人気が高いのが、大きな開口を取れる「3枚引き戸」や、戸を壁の中にすっきりと収める「引き込み戸(戸袋タイプ)」です。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • 3枚引き戸:一般的な2枚引き戸よりも開口幅が広く、リビングと和室をひとつの大空間として利用できる
  • 引き込み戸:開けた戸が壁の内部に隠れるため、開口部に戸が張り出さず、より美しい一体感を演出できる

前述したように、これらの建具は壁の厚みや柱の位置、鴨居の配置など、家全体の構造と深く連動しています。

ロールスクリーンのような後付け設備とは異なり、引き込み戸は壁内に戸を納めるため、新築時に計画しておくと美しく収まりやすく、完成後の追加・変更は大掛かりになりやすい傾向です。

「将来どのように使いたいか」を設計の初期段階で相談しておくことが、理想の間取りを実現する大切なステップです。

茨城県の気候と和室の仕切り設計

茨城県は内陸部を中心に夏は高温多湿になりやすく、冬は北西からの冷たい風が吹き込むエリアです。

この気候特性を踏まえ、以下のポイントを意識した仕切り選びをおすすめします。

  • 夏の蒸し暑さ対策:格子建具のように閉めた状態でも通気性を確保できる建具を取り入れ、風の通り道を意識した位置に開口を設ける
  • 冬の寒さ対策:引き戸などで空間をしっかりと区切り、冷暖房の効くゾーンを絞れる設計にする

近年は高断熱・高気密な住宅(ZEH水準※など)が増えており、仕切りがなくても家全体の温度差が抑えられるケースも多くなっています。

それでも「夏は風を通し、冬は空間を仕切る」という考え方を間取りに組み込むことで、茨城の四季をより快適に過ごす住まいになります。

※断熱性能を高めて冷暖房などのエネルギー消費を抑えつつ、太陽光発電などによってエネルギーを自ら生み出すこと。年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指した住宅の基準

和モダンに仕切る実例|ノーブルホーム粋(SUI)の施工事例

障子で仕切られた和モダンな和室

ここでは、ノーブルホーム粋(SUI)が手がけた施工事例を紹介します。

仕切りの形や素材が変わると、同じ「リビング続きの和室」でも空間の印象と使い勝手が異なることがわかります。

縦格子の建具と小上がりで、LDKにゆるやかにつながる和室

こちらは、LDKに面した開口部に縦格子の建具を設け、床を一段上げた小上がり和室の事例です。

格子のすき間からLDK側との視線と光が自然に通るため、仕切りがありながら圧迫感がありません。

小上がり和室と格子のある伸びやかな平屋

〈関連ページ〉小上がり和室と格子のある伸びやかな平屋 

大型の引き込み戸で、開け閉めできる和モダン空間

こちらは、幅の広い一枚パネルの引き込み戸を採用した事例です。

全開にすると開口が広くなり、リビングと和室がひとつの空間としてつながります

戸を閉めると建具がそのまま壁面のように見えるため、和室は落ち着いた半個室に変わります。

〈関連ページ〉日本伝統の照明が映える家 

二方向の開口でLDKとつながる開放的な和室

こちらは、リビングとダイニングキッチンの二方向に広い開口が設けられている事例です。

引き戸を引き込むと畳の間とLDKが視覚的・空間的につながり、ご家族が自然に集まれる広い場所になります。

二方向に広い開口が設けられている和室

〈関連ページ〉敷地条件を活かしたコの字の家 

リビングと和室のつながり方は、住まい全体のデザインにも大きく関わります。

和モダンなリビングづくりのポイントを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

〈関連ページ〉かっこいい和モダンのリビング実例|レトロ・ナチュラル・北欧風など和モダンコーディネートの作り方

ノーブルホーム粋(SUI)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。

茨城県で「こんな和室のある家を建てたい」とイメージが湧いた方は、ノーブルホーム粋(SUI)にお問い合わせください。

施工事例をもとに、仕切りの種類・素材・間取りの組み合わせを一緒に考えながら、理想の和モダン空間をご提案いたします

まとめ

今回は、リビングと和室をつなぐ仕切りの選び方や間仕切りの種類、新築設計における間取りのポイントについて解説しました。

建具の有無やデザインだけでなく、茨城県の気候に合わせた機能性や、暮らしの変化を見据えた動線を工夫することで、上質で快適な空間に整えられます

本記事が、和の趣と現代の暮らしやすさを兼ね備えた、理想の住まいづくりの一助になれば幸いです。