つくば市の土地の価格相場|500万円以内で探せるのか、抽選、建築条件なしについても解説

※本コラムは、広く一般的な情報提供を目的としており、弊社のサービスに限らず、多くの方にとって役立つ内容を意識して執筆しています。
詳細なご相談や専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
つくば市で注文住宅を検討している方の中には、「土地の相場がわからない」「広い土地を探しても条件が合わない」「500万円以内で探せる土地はあるの?」と悩む方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、茨城県で宅地の開発・分譲も手がけている『ノーブルホーム粋(SUI)』が、「つくば市の土地価格の目安」「広さ別の活用例」「抽選販売や建築条件なし物件の探し方」などをわかりやすく紹介します。
無理なく理想の土地と住まいを手に入れるために、ぜひ最後までごらんください。
目次
つくば市の土地価格の相場|500万円以内で探せるエリアはどこか

ここからは、つくば市の土地価格の相場を紹介します。
理想の住まいづくりに向けて、まずはつくば市の土地価格の傾向を押さえておきましょう。
エリア別の土地価格相場(研究学園・谷田部・つくば駅周辺など)
研究学園やつくば駅周辺といった人気エリアでは高騰傾向にある一方、郊外に目を向ければ、比較的安価で広い土地も見つかります。
以下は、主なエリアごとの坪単価の目安と特徴です。(2025年時点)
ただし、土地価格は条件によって大きく変動するため、あくまで目安として参考にしてください。
エリア | 坪単価の目安(2025年時点) | 特徴 |
---|---|---|
研究学園駅周辺 | 約30~80万円/坪 | TX沿線の新興住宅地。商業施設や学園都市としての人気が高い |
つくば駅周辺 | 約20~50万円/坪 | 行政・文教施設が充実。成熟した住宅街で中古住宅も多い |
谷田部・みどりの駅周辺 | 約20~30万円/坪 | 比較的価格が安く、広めの土地も探しやすいエリア |
花畑・高見原・北条周辺 | 約5~20万円/坪 | 郊外型で自然が多く、100坪以上の物件も豊富 |
再開発が進む駅周辺エリアは、土地の価格もやや高めです。
しかし、谷田部や高見原などでは、広さと価格のバランスに優れた物件も多く、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
価格だけでなく、周辺環境や将来性も踏まえて選ぶことで、満足度の高い土地選びが可能になります。
〈参考〉
・スーモ
・LIFULL HOME’S
※参考URLより一部ノーブルホーム粋(SUI)が計算
つくば市の土地が安いと言われる理由
つくば市は、比較的土地価格が抑えられているエリアとして知られています。
その理由のひとつは、郊外に未開発の土地が多く残っており、都市部に比べて地価が安定しているためです。
広めの敷地でも手ごろな価格で購入できるケースもあり、注文住宅を検討する方にとっては魅力的な条件だと言えます。
ただし、上下水道の整備状況や地盤の状態など、価格以外の要素もしっかり確認して選ぶことが大切です。
500万円以内で手に入る土地はあるのか
つくば市でも、500万円以内で購入できる土地は実在します。
つくば駅からやや離れた郊外エリアでは、50〜100坪ほどの広さで、200〜500万円台の土地が見つかることもあります。
坪単価は2〜7万円程度が目安で、建築条件なしの物件が出るケースも珍しくありません。
ただし、市街化調整区域に該当する土地では建築に制限がかかることがあるため、事前の確認は必須です。
広さや価格を重視する方は、こうした条件付きの土地も視野に入れることで、予算内で理想の住まいを実現できる可能性が広がります。
「10年特例」や市街化調整区域の詳細については、記事後半をごらんください。
【土地の広さ別】つくば市でのおしゃれな住宅プラン

つくば市では比較的広い土地が見つけやすく、敷地の特性を活かした住宅プランが立てやすいのが魅力です。
ここからは、敷地の広さに応じた住まいのイメージを、ノーブルホーム粋(SUI)の実例から紹介します。
ただし、掲載している事例は実際の敷地面積とは異なるため、あくまで土地活用の参考イメージとしてお役立てください。
100坪の土地活用イメージ|くつろぎの住空間
100坪前後の広さがあれば、採光・通風・景観にまで配慮した、ゆとりある住まいづくりがしやすくなります。
こちらは、外からの視線を遮りつつ光と風を取り込み、プライバシーと開放感を両立した実例です。

室内と庭がつながるように縁側を設ければ、自然を感じる心地よい時間が生まれます。

〈関連ページ〉趣味を楽しむコの字の和モダン住宅
庭づくりについての詳細は、以下の記事で確認できます。
〈関連ページ〉モダンでおしゃれな日本庭園・和風の庭を自宅に作る方法|実例、レイアウトのポイントを解説
こちらは、格子付きのアプローチとウッドデッキを建物と一体化させた、立体感のある2階建ての実例です。

デッキはセカンドリビングとしても活用でき、昼夜さまざまな表情で暮らしに彩りを加えてくれます。

〈関連ページ〉間取りの工夫でウッドデッキのプライバシーを高めた家
200坪以上の土地活用イメージ|余白やゆとりを感じる暮らし
200坪以上の敷地になると、プランの自由度はさらに広がります。
こちらは、建物をコの字型に配置し、ゆとりのある外構が魅力的な平屋の実例です。

室内は廊下を兼ねた大きな窓のある動線で、中と外のつながりを感じる設計になっています。

〈関連ページ〉街並みのアイコンとなるシンボリックなコの字の平屋
こちらは、広い敷地にゆとりを持って設計された平屋で、ウッドデッキや庭を贅沢に楽しめる実例です。

リビングからフラットにつながる大きなデッキは、ご家族やゲストが自然と集まる憩いの場としても楽しめます。

〈関連ページ〉大きな窓と障子が特徴的な和モダンの家
ウッドデッキを設けた事例は、以下の記事で確認できます。
〈関連ページ〉リビング続きのおしゃれなウッドデッキ事例|繋がりをフラット・段差ありにする場合のメリット・デメリット
今回紹介した事例は広さに余裕のある土地を活用したものですが、ノーブルホーム粋(SUI)では50坪前後の土地でも中庭や開放感を取り入れた住まいの提案が可能です。
ノーブルホーム粋(SUI)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
つくば市で条件に合う土地を見つけるコツ|抽選や建築条件なしに注目

希望条件に合う土地を探すなら、「抽選販売」や「建築条件なし」の土地に狙いを定めるのもおすすめです。
人気エリアでは、情報が出るとすぐに申し込みが入ることもあるため、スピード感を持って行動することが大切です。
人気の分譲地では抽選販売が一般的
つくば市の人気分譲地では、希望者が多いため抽選での販売が行われることがあります。
特に、研究学園エリアなどの新興住宅地では、その傾向は強めです。
土地の申し込み前には事前の資料請求や、ハウスメーカーなどの分譲地説明会への参加が必須となる場合が多く、早めの情報チェックが大切です。
たとえば、ノーブルホーム粋(SUI)はつくば展示場で定期的に相談会を開催し、土地やプランの情報提供を行っています。
すべて予約制で、お客様一人ひとりのペースに合わせて、じっくりとご案内・ご相談いただける環境を整えています。
参加は無料ですので、ぜひお気軽に足を運んでみてください。
建築条件なし土地|メリットと注意点
建築条件なしの土地とは、購入後に建築会社を自由に選べる土地のことを指します。
ハウスメーカーとのセット販売ではないため、自由設計の住まいを希望する方に人気があります。
最大のメリットは、設計の自由度が高く、間取りや外観にとことんこだわれる点です。
ただし、地盤改良が必要なケースや、上下水道などのインフラ整備に時間や費用がかかる場合もあります。
価格の安さだけで判断せず、土地の状態や将来の生活プランも踏まえて選ぶことが大切です。
建築条件付き土地を土地だけ買う方法については、以下の記事をご確認ください。
〈関連ページ〉建築条件付き土地の土地だけ買う方法|建築条件の外し方・外す費用、建築条件に従う場合の注意点も紹介
つくば市の土地選びのチェックポイント

つくば市で理想の家を建てるには、価格だけでなく、土地の形状・接道・用途地域などをしっかり確認することが大切です。
また、地盤や周辺環境に加え、「10年特例」がある市街化調整区域など、特殊な土地のルールについても把握しておくと安心です。
「10年特例」のある市街化調整区域
茨城県では、条例により「市街化調整区域」が設けられています。
市街化を抑えることが目的で、原則として新たな建物の建築が制限されているエリアです。
しかし、既存集落に10年以上居住している方やその親族など、一定の条件を満たせば「10年特例」により開発許可が下りることがあります。
つくば市でも古くからの集落においてこの制度を活用できるケースがあり、価格を抑えつつ広い土地に注文住宅を建てることも可能です。
ただし、条件や手続きはやや複雑なため、購入前に自治体やハウスメーカー、不動産会社に相談するようにしましょう。
〈参考〉茨城県『既存集落内の自己用住宅の取扱いについて(県条例第6条第1項第3号)』
整形地・接道・周辺景観などの物理的条件
「整形地」とは、四角形や長方形など形の整った土地のことで、建物の配置がしやすく、設計の自由度が高いのが特徴です。
敷地が公道や私道に接している「接道条件」も建築には不可欠で、良好な土地なら外構や間取りの計画がスムーズに進みます。
さらに、庭との調和を考えるなら、日当たりや周辺の景観にも注目しておくと安心です。
ハザードマップ・地盤・用途地域などの法的条件
土地選びの際は、災害リスクを把握するために、ハザードマップの確認と地盤調査が欠かせません。
浸水や液状化のリスクがある場合、補強工事が必要になったり、建築の自由度が制限されたりすることもあります。
さらに「用途地域」とは、その土地で建築できる用途や建物の規模が定められているエリア区分のことです。
住居専用地域と商業地域では建てられる建物の条件が大きく異なるため、希望の住まいが建てられるかどうか、事前の確認が必要です。
ノーブルホーム粋(SUI)の自由設計に向いている土地とは
和の伝統美を取り入れた外構や中庭、ウッドデッキなどと調和する住まいを実現するには、整形地で道路に接している土地が理想的です。
こうした条件の土地では、自由設計の強みを最大限に活かすことができます。
しかし、土地の形状や条件が整っていなくてもご心配は不要です。
ノーブルホーム粋(SUI)では、敷地の特性を丁寧に読み取り、一人ひとりの理想に合わせた柔軟なプランを提案しています。
茨城県で土地を最大限に活用したい方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
その土地ならではの良さを引き出しながら、理想を叶えるためのサポートをいたします。
つくば市の土地取得費以外にかかる初期費用

土地購入後には、契約や登記に関わる費用、税金などの初期費用が別途必要になります。
以下が主な内訳です。
- 仲介手数料
- 登記費用
- 固定資産税
- 印紙税や契約書作成費などの諸経費
これらは土地価格に加えてかかる費用のため、建物の予算とあわせて、余裕を持った資金計画を立てましょう。
中古住宅と迷った場合の判断ポイント

中古住宅は初期費用を抑えられる点が魅力ですが、間取りの自由度や断熱性能などに制限があるのが実情です。
一方、新築の注文住宅はコストがかかるものの、快適性に優れ、将来的な修繕費も抑えられるケースが多いです。
「理想の暮らしを叶えたい」「細部までこだわりたい」と考える方には、土地を購入して建てる注文住宅の方が、長い目で見て満足度が高くなる傾向があります。
茨城県で費用の負担を抑えながら理想のイメージを実現したい方は、ノーブルホーム粋(SUI)へお問い合わせください。
複雑な土地の取得について丁寧にご案内しながら、一人ひとりに合った資金計画を提案いたします。
まとめ
今回は、つくば市の土地価格の目安や広さ別の活用例、土地選びで押さえておきたいポイントなどを幅広く紹介しました。
つくば市で理想の住まいを実現するには、土地の特性や制度を理解したうえで、自分に合ったエリアや条件を見極めることが大切です。
今回の情報が、つくば市での住まいづくりの手助けとなれば幸いです。