【2025年】茨城県で住宅新築・リフォームする際の補助金一覧｜国の減税制度や移住支援金も紹介

茨城県での家づくりを考え始めたとき、「補助金は使えるのか」と気になる方もいらっしゃると思います。

茨城県では、市区町村ごとに住宅の新築やリフォームをサポートする補助金制度が用意されており、活用することで費用負担の軽減が可能です。

そこで今回は、茨城県で和の住宅建築を手掛けている『ノーブルホーム粋（SUI）』が、「茨城県で使える補助金の種類一覧」「補助金に関するよくある質問」について、わかりやすく解説します。

賢く理想の住まいを叶えるために、ぜひ最後までごらんください。

茨城県の市町村別｜住宅の新築・リフォームで活用できる補助金一覧

茨城県では、市町村ごとに独自の補助金制度を設けており、地域によって内容が異なります。

地元密着型の支援制度を上手に活用し、より多くのメリットを獲得しましょう。

なお、ここでは、茨城県でも人口の多い10市町村を主に取り上げます。

その他市町村の補助金については、茨城県のホームページをご確認ください。

新築時に活用できる補助金

茨城県の各市町村で新築時に活用できる補助制度は、以下のようなものが挙げられます。

市町村名	新築住宅向け補助金	補助額上限
水戸市	・水戸市子育てまちなか住宅取得補助金	最大30万円
つくば市	・つくば市低炭素ガイドラインに基づく認定奨励金	最大10万円
日立市	・ひたちエコみらい住宅助成	最大5万円
	・ひたちマイホーム取得助成	最大20万円
	・山側住宅団地住み替え促進マイホーム取得助成	最大50万円
	・日立市結婚新生活支援事業補助金	最大30万円
土浦市	・まちなか定住促進事業	最大50万円
古河市	・古河市若者・子育て世帯まちなか住宅取得奨励金	最大50万円
	・結婚新生活支援事業補助金	最大60万円
ひたちなか市	・ひたちなか市結婚新生活支援事業	最大30万円
	・ひたちなか市子育て世代・三世代同居住宅取得助成金	最大25万円
守谷市	・危険ブロック塀等撤去補助金	最大20万円
	・生垣設置補助金交付	最大15万円
	・守谷市家庭用リチウムイオン蓄電池設置費補助金	最大5万円
牛久市	現在活用できる制度なし	ー
取手市	・住宅取得補助金	最大50万円
	・取手市結婚新生活支援事業	最大60万円
	・住宅用太陽光発電システム補助金	最大3万円
石岡市	・子育て世帯新生活支援補助金	最大30万円
	・新婚世帯新生活支援補助金	最大60万円
	・石岡市木の住まい助成事業	最大60万円

制度の内容は、年度や予算状況によって変動します。

必ず各市町村の公式サイトや建築会社を通じて、最新情報を確認しましょう。

〈参考〉茨城県『住宅関連助成制度（市町村）』

リフォーム時に活用できる補助金

茨城県の各市町村でリフォーム時に活用できる補助制度には、以下のようなものが挙げられます。 

市町村名	リフォーム住宅向け補助金	補助額上限
水戸市	・障害者の住まいの改修	最大30万円
	・介護予防のための住宅改善費助成	最大9万円
つくば市	・つくば市安心住宅リフォーム支援補助金	最大10万円
	・既存商店街等空き店舗活用補助金	最大150万円
	・重度障害者住宅リフォーム事業費補助及び貸付	補助金：最大26万2千円 貸付：最大202万円（利息年3％）
日立市	・山側住宅団地住み替え促進リフォーム補助金	最大100万円
	・ひたち転入者リフォーム助成事業	最大50万円
土浦市	・住宅リフォーム助成制度	最大10万円
	・重度障害者（児）住宅リフォーム費用の助成制度	最大41万2千円
古河市	・結婚新生活支援事業補助金	最大60万円
	・重度障害者 （児 ）住宅リフォーム助成制度	最大26万2千円
ひたちなか市	・ひたちなか市子育て世代・三世代同居住宅取得助成金	最大25万円
	・高齢者住宅改修補助事業	最大10万円
守谷市	・危険ブロック塀等撤去補助金	最大20万円
	・生垣設置補助金交付	最大15万円
	・守谷市家庭用リチウムイオン蓄電池設置費補助金	最大5万円
牛久市	現在活用できる制度なし	ー
取手市	・住宅リノベーション補助金	最大35万円
	・住宅用太陽光発電システム補助金	最大3万円
石岡市	・子育て世帯新生活支援補助金	最大30万円
	・新婚世帯新生活支援補助金	最大60万円
	・住宅・店舗等リフォーム支援事業費補助金	最大50万円

これらの補助金は、特定の世帯条件や施工会社の登録状況によって利用可否が分かれる場合があるため、申請前に該当条件をよく確認することが重要です。

今回紹介しきれなった市区町村の補助金制度については、各市区町村へお問い合わせください。

〈参考〉茨城県『住宅関連助成制度（市町村）』

国｜住宅の新築・リフォームで活用できる補助金・減税制度

ここからは、国の代表的な補助金制度と減税制度を紹介します。

積極的に活用し、費用負担を抑えましょう。

国の補助金

国の代表的な補助金制度には、以下のようなものが挙げられます。

補助制度名	対象	補助額上限
子育てグリーン住宅支援事業	・GX志向型住宅 ・長期優良住宅（※1） ・ZEH水準など高性能住宅（※1）	新築：最大160万円 リフォーム：最大60万円
先進的窓リノベ2025事業	窓・ドアの断熱リフォーム	最大200万円／戸
給湯省エネ2025事業	高効率給湯器の導入 （エコキュート、エネファーム等）	最大20万円／台（※2）＋撤去加算 最大8万円

（※1：子育て世帯／若者夫婦世帯）（※2：家庭用燃料電池（エネファーム）基本額16万円+加算額4万円の場合）

国の補助金制度は、省エネ性能を高める設備の導入を促すことで、環境負荷の低減と家計の負担軽減を両立させる目的で実施されています。

こちらも年度によって制度内容や予算枠が変わるため、検討時には最新情報を確認しましょう。

〈参考〉国土交通省ほか『住宅省エネ2025キャンペーン』

減税制度

国からは、新築やリフォームに対する減税制度も用意されています。 

制度名	対象	減税額の目安
住宅ローン控除	ローンで新築・取得・増改築をした方	年末ローン残高の0.7% × 最大13年間
認定住宅等特別控除 （投資型減税）	住宅ローンなしで高性能住宅を取得した方 （長期優良・ZEH等）	最大65万円
省エネリフォーム税制	一定の省エネリフォームを行った方	所得税：62.5万円／戸 固定資産税：固定資産税額の1／3

これらの制度は補助金と併用できることが多く、計画的に活用することでより賢い資金計画が立てられます。

〈参考〉
・国土交通省『住宅ローン減税（所得税・個人住民税）』
・国土交通省『認定住宅等新築等特別税額控除（投資型減税）について』
・国土交通省『省エネリフォーム税制（所得税・固定資産税）』

茨城県では補助金とあわせて移住支援金制度も活用できる

茨城県では、移住を検討している方々に向けて、移住支援金制度が用意されています。

ただし、移住支援金交付の対象となるのは、東京23区に在住または通勤していた方に限られます。

対象者	支援金額
東京23区に在住または通勤していた方 ※その他要件あり	単身者：最大60万円、世帯：最大100万円

加えて、茨城県内の対象市町村に移住し、就業や起業等を行うことが要件となります。

また、移住先の各市町村によって詳細要件が異なるため、あわせて確認しておきましょう。

〈参考〉茨城県『わくわく茨城生活実現事業（茨城県移住支援金）』

茨城県で費用負担を抑えながら住宅を建てたい方は、ノーブルホーム粋（SUI）へお問い合わせください。

補助金の詳細や申請についても丁寧にご案内しながら、ご家族に会った最適なを提案いたします。

こだわりのつまった茨城県の住宅実例

ここからは、ノーブルホーム粋（SUI）で建てられた、伝統美と現代の快適性を兼ね備えた魅力的な住宅を紹介します。

こだわりのある外観・内装・間取りの実例をチェックしてみましょう。

外観

こちらは、和モダンスタイルをベースに、シャープで洗練された印象的な外観です。

ビルトインガレージと植栽のバランスも絶妙で、自然と街並みに溶け込んでいます。

〈関連ページ〉環を描く和の家

こちらは、伝統的な日本家屋の美しさを活かした、本格和風住宅の外観です。

白と黒の外壁のコントラストや、大きく張り出した瓦屋根が重厚感を演出しています。

〈関連ページ〉築０年の古民家

古民家風住宅のつくり方は、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉新築の古民家風住宅を紹介｜外観・内装の施工例、費用が高くなるポイント、ハウスメーカーの選び方も解説

内装

こちらは、本格的な和の意匠が息づくような、上質さを感じられる内装です。

格天井や障子、漆喰壁など、素材一つひとつにこだわりが感じられ、まるで老舗旅館に訪れたような落ち着きと品格があります。

〈関連ページ〉造作のキッチンと浴室が際立つ邸宅

心が落ち着く旅館のような住宅の実例は、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉旅館みたいな家の外観・インテリア事例｜和モダンの高級旅館・温泉旅館のような部屋づくりのポイント

こちらは、現代的なライフスタイルに調和した、和モダンなリビングの内装です。

間接照明や柱の丸み、障子風のデザインが空間にやさしい印象を与え、くつろぎのひとときを演出しています。

〈関連ページ〉住宅街の中でも静寂を感じられる邸宅

高級感が漂う純和風・和モダンリビングの実例は、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉純和風・和モダンの高級住宅実例｜伝統的な間取り・内装・外観デザインの種類、素材など解説

間取り

こちらは、暮らしやすさと美しさを両立した平屋の間取りです。

中央には約25帖の広々としたリビングがあり、ご家族の団らんを楽しめるように工夫されています。

こちらは、各部屋がゆるやかにつながり、コミュニケーションが自然と生まれるように仕上げた間取りです。

玄関から収納・トイレ・水まわりへのアクセスもコンパクトで、動線に無駄がありません。

伝統的な日本家屋の間取り実例は、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉日本家屋の間取り、構造・性能、デザインの特徴｜伝統的な家を再現しながら快適な家づくりをする方法

ノーブルホーム粋（SUI)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。

補助金で住宅を新築・リフォームする際のQ&A

補助金の交付にはさまざまな条件があり、複雑に感じてしまう方も多くいらっしゃいます。

ここからは、よくある質問にわかりやすくお答えします。

住宅省エネキャンペーン2025はいつから始まりますか？

住宅省エネ2025キャンペーンの交付申請は、2025年3月31日から順次開始されています。

申請期間は予算の上限に達するまで、または遅くとも2025年12月31日までとなっています。

ただし、予算が早期に消化される可能性もあるため、早めの申請がおすすめです。

長期優良住宅で160万円補助金をもらえるのはどれですか？

最大160万円の補助金が支給されるのは、「GX志向型住宅」です。

長期優良住宅に対する補助金は、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」において、最大80万円が支給されます。

GX志向型住宅は、断熱性能や省エネ性能が高く、再生可能エネルギーの導入を推進する住宅で、すべての世帯が対象となります。

なお、長期優良住宅やZEH水準住宅の補助金は、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。 

ZEH住宅とは何ですか？

ZEH（ゼッチ）住宅とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、年間の一次エネルギー消費量を、再生可能エネルギーの導入などにより、正味でゼロ以下にすることを目指した住宅です。

具体的には、高断熱の壁や窓、高効率な省エネ設備、太陽光発電などを組み合わせることで、エネルギーの自給自足を実現します。

ZEH住宅は、光熱費の削減や快適な居住環境の提供に加え、環境負荷の低減にも寄与するため、国も普及を推進しています。 

〈参考〉国土交通省『ZEH･LCCM住宅の推進に向けた取組』

茨城県で機能性の高さと和の伝統美を両立した家づくりをご希望の方は、ノーブルホーム粋（SUI）へお問い合わせください。

ご家族のイメージを大切にしながら、快適で暮らしやすい住宅プランを提案いたします。

まとめ

今回は、「補助金を活用して家を建てたい・リフォームしたい」とお考えの方へ向けて、茨城県の市町村別の補助金情報、国の支援制度を紹介しました。

制度をうまく活用することで、コストを抑えながら理想の住まいを実現できます。

今回の内容が、納得のいく家づくりに向けた第一歩となれば幸いです。