【2025年】水戸市の住宅補助金まとめ|新築・リフォーム・引っ越しで使える制度を紹介

【2025年】水戸市の住宅補助金まとめ|新築・リフォーム・引っ越しで使える制度を紹介

※本コラムは、広く一般的な情報提供を目的としており、弊社のサービスに限らず、多くの方にとって役立つ内容を意識して執筆しています。
詳細なご相談や専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

茨城県水戸市でマイホームの新築やリフォームを検討している方の中には、「補助金ってどれが使えるの?」「給付の上限額はいくら?」「移住や家電の設置も支援されるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、茨城県で補助金を活用して多くの住宅を手がけてきた『ノーブルホーム粋(SUI)』が、「水戸市で使える補助金の一覧」「国の補助金や減税制度」などをわかりやすく解説します。

費用を抑えて賢く家づくりをするために、ぜひ最後までごらんください

水戸市の補助金一覧|2025年の新築・リフォーム・引っ越しに使える制度

水戸市では、住宅の新築やリフォームを検討している方に向けて、さまざまな補助金や融資制度が用意されています

うまく活用すれば、費用の負担を大きく軽減できます。

水戸市での新築に活用できる補助金|子育て世帯は最大30万円給付

水戸市で新築時に活用できる補助金は以下のとおりです。

制度名称対象支援内容
水戸市子育てまちなか住宅取得補助金
(※リフォームでも使用可)
15歳未満のお子さまがいる家庭で、対象区域に10年以上の居住予定最大30万円
(※2人目以降1人10万円加算)

この制度は、子育て世帯の定住を促すことが目的であるため、10年以上居住する意思があることが前提とされています。

また、住宅の新築だけでなく、中古住宅の取得や既存住宅のリフォームにも活用可能です。

水戸市でのリフォームに活用できる補助金|外壁塗装や耐震改修も対象

水戸市でリフォーム時に活用できる補助金は、主に以下のとおりです。

制度名称対象支援内容
水戸市安心住宅リフォーム支援補助金市内の業者による50万円以上のリフォーム最大10万円
重度障害者住宅リフォーム助成事業心身重度障害者の台所・浴室・トイレなどの改修最大30万円
介護予防住宅改善事業介護認定を受けていない65歳以上で、介護予防プランにより住宅改善が必要とされた方最大9万円
介護保険給付住宅改修介護保険を活用した住宅改修最大18万円
耐震診断士派遣事業延床面積30㎡以上、昭和56年以前築の木造住宅改修など診断士派遣費用を補助
(自己負担5,000円)
耐震改修補助金木造住宅の耐震改修耐震改修設計費用:最大10万円
耐震改修工事費用:最大50万円
設計+工事一体型:最大115万円

「水戸市安心住宅リフォーム支援補助金」は対応範囲が広く、外壁や屋根の補修などさまざまなリフォーム工事に活用できます

なお、「水戸市安心住宅リフォーム支援補助金」の申請は前期・後期の抽選制で実施されており、前期の申請の締め切りは6月30日です。

後期のスケジュールは未発表のため、市からの情報公開を待ちつつ、早めに準備を進めておくと安心です。

住宅設備で活用できる補助金|太陽光・蓄電池・浄化槽などに対応

水戸市で住宅設備の整備に活用できる補助金は、主に以下のとおりです。

いずれも、新築・リフォームを問わず活用できます

制度名称対象支援内容
住宅用太陽光発電システム設置補助金住宅用太陽光パネルの設置最大5万円
住宅用蓄電システム設置補助制度住宅用蓄電システムの設置最大5万円
電気自動車等充給電設備(V2Hシステム)設置補助制度電気自動車等充給電設備(V2Hシステム)の設置最大5万円
浄化槽設置補助制度生活排水を処理していない区域への浄化槽の設置最大58.5万円+撤去や配管工事加算
生垣設置奨励補助金住宅用地への生垣の設置、または撤去設置:最大15万円
撤去:最大9万円
危険ブロック塀等撤去補助制度倒壊の危険があるブロック塀の撤去最大20万円

水戸市内の業者による施工が条件となる場合もあるため、工事の着工前に詳細を確認することが大切です。

各補助制度には申請条件や受付期間が定められています。

該当する制度がある方は、早めに水戸市の窓口や施工業者へ相談しましょう。

なお、茨城県内ではエコキュートの設置に対して補助金を給付している市も見られますが、水戸市においては2025年6月時点で該当する制度は確認されていません

ただし、国の「給湯省エネ2025事業」を活用することで、最大20万円(撤去費用加算あり)の支援を受けられる場合があります

詳しくは、「国|住宅の新築・リフォームで活用できる補助金、融資制度、減税制度一覧」の章を参考にしてください。

水戸市への移住・引っ越しを支援する補助金|定住促進や子育て世帯への支援も充実

水戸市では、市外からの移住者を支援するための補助金も用意されています。

若年層や子育て世帯の定住を促進し、地域の活性化を図る狙いがあります。

制度名称対象支援内容
水戸市移住支援金東京23区または対象地域から移住し、就職または起業した場合単身:60万円
2人以上世帯:100万円
(18歳未満のお子さま1人につき+100万円)
水戸市子育てまちなか住宅取得補助金(移住者加算あり)市外から転入し、指定エリアで新築または住宅を購入する子育て世帯移住加算として本来の補助+10万円を給付

移住支援金や住宅取得補助により、初期費用や引っ越しにかかる負担を軽減することが可能です。

茨城県の移住支援金制度については、こちらの記事をご確認ください。

〈関連ページ〉【2025年】茨城県で住宅新築・リフォームする際の補助金一覧|国の減税制度や移住支援金も紹介

水戸市・茨城県の住宅融資制度|低金利・利子補給の支援あり

水戸市や茨城県で活用できる融資制度は、主に以下のとおりです。

制度名称対象支援内容
フラット35 地域連携型
(水戸市)
フラット35の借入時に、水戸市の「地域連携型利用証明書」を提出当初5年 最大0.6%の金利引き下げ
水洗化改造資金利子補給事業
(水戸市)
下水道区域内での水洗トイレへの改造工事最大48万円の融資に対し、利息相当額を補助
勤労者向け融資制度
(茨城県)
中小企業に勤務し、中央労働金庫(ろうきん)から住宅ローンを借り入れる方
※水戸市に1年以上居住していることが条件
無担保:最大300万円、保証料1.2%補給
有担保:最大3,000万円、保証料0.16%補給

上記の制度利用には、所定の審査が必要です。

時間がかかることもあるため、早めに相談・申し込みをしましょう。

また、補助金制度と同様に、融資制度にも予算枠や年度ごとの実施条件があり、申し込み時期によっては受付が終了している場合もあります

最新情報は、水戸市の公式ホームページや対象金融機関で確認しましょう。

住宅ローンの金額や返済については、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉住宅ローン6500万・6000万は年収いくらなら借りられるか・無理なく払えるか|返済額、借り方など

水戸市でエアコン・家電設置に使える補助金はあるか

新築やリフォームをする際は、家電を新たに購入する方も多く、補助金や支援制度がないか気になる方も多いと思います。

2025年6月時点では、水戸市でエアコンなど家電設置に対する個別の補助金は設けられていません

ただし、茨城県では過去に、省エネ家電の購入費用を一部補助するキャンペーンが行われた実績があります。

今後の支援再開や新たな施策が打ち出される可能性もあるため、県や市の公式情報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。

茨城県で費用の負担を抑えて快適な住まいを建てたい方は、ノーブルホーム粋(SUI)にお問い合わせください。

補助金制度を最大限に活用しながら、一人ひとりに合わせたプランを提案いたします

国|住宅の新築・リフォームで活用できる補助金、融資制度、減税制度一覧

国|住宅の新築・リフォームで活用できる補助金、融資制度、減税制度一覧

住宅の新築・リフォームに対する国の支援制度も見逃せません。

水戸市の制度と併用できれば、さらに負担を減らすことが可能です。

国の補助金|エコキュートの設置にも補助あり

新築・リフォーム時に活用できる国の補助金は、主に以下のとおりです。

制度名称対象となる住宅・設備支援内容
子育てグリーン住宅支援事業GX志向住宅、長期優良住宅、ZEHレベルの高性能住宅新築:最大160万円
リフォーム:最大60万円
先進的窓リノベ2025事業窓・ドアの断熱リフォーム最大200万円/戸
給湯省エネ2025事業エコキュートなど高効率給湯器の導入最大20万円/台+撤去加算 最大8万円

エコキュートの導入において水戸市独自の補助金はありませんが、国の「給湯省エネ2025事業」が活用できます

ただし、上記の制度は、いずれも一定の性能を満たす設備の導入が条件です。

また、補助金は年度ごとに予算が決まっており、予算上限に達し次第受付が終了する場合があります

詳細は「住宅省エネ2025キャンペーン公式サイト」をご確認ください。

国の融資制度|水戸市での住宅取得・改修も対象

新築・リフォーム時に活用できる国の住宅融資制度は、主に以下のとおりです。

制度名称対象支援内容
フラット35S長期優良住宅や省エネ住宅の取得当初5年 最大0.75%の金利引き下げ
リフォーム融資耐震・省エネ・バリアフリー改修など最大1,500万円まで借入可能
(固定または低金利)

上記の融資制度は、住宅の性能向上に向けた改修などを対象にしています。

それぞれの制度で条件や申請先が異なるため、事前に最新情報を確認し、自分に合った支援を選びましょう。

国の減税制度|住宅の新築・リフォームで税負担が軽減

新築・リフォーム時に活用できる国の減税制度は、主に以下のとおりです。

制度名称対象支援内容
住宅ローン控除住宅ローンを組んで購入・改修した場合年末残高の0.7%を最長13年間控除
認定住宅等特別控除
(投資型減税)
住宅ローンを組まずに高性能住宅を取得した場合所得税から最大65万円控除
省エネリフォーム税制断熱・耐震・バリアフリー改修所得税最大62.5万円、固定資産税1/3軽減
不動産取得税の軽減措置不動産の購入最大1,300万円控除
(長期優良住宅はさらに優遇)
固定資産税の減額新築・一定のリフォーム実施新築は3年・リフォームは翌年から軽減
登録免許税の軽減所有権移転・保存登記などの登録税軽減税率の適用

減税制度の多くは、補助金と併用可能です。

ただし、必要書類や認定証明の取得が必要なため、早めに住宅メーカーや税務署などに相談しましょう。

住宅ローンを組まず現金一括で住宅を購入される方は、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉現金一括で住宅購入するときの支払い方法|住宅ローン減税とどっちが得か&デメリットも解説

補助金・制度の申請サポート窓口一覧|水戸市や国の相談先

補助金・制度の申請サポート窓口一覧|水戸市や国の相談先

ここからは、各制度を利用する際の、主な相談窓口を紹介します。

制度ごとに申請窓口が異なるため、事前に確認のうえ手続きを進めましょう

相談できる内容担当窓口
住宅の新築・リフォーム補助金について
・水戸市子育てまちなか住宅取得補助金
・安心住宅リフォーム支援補助金 など
水戸市住宅政策課
太陽光・蓄電池など住宅設備について
・住宅用太陽光発電システム設置補助金
・住宅用蓄電システム設置補助制度 など
水戸市環境政策課
国の補助金制度について
・子育てグリーン住宅支援事業
・先進的窓リノベ2025事業
・給湯省エネ2025事業
住宅省エネキャンペーン事務局
書類の作成や申請代行について依頼先の施工業者・住宅メーカー・建築士など

茨城県で補助金を活用して賢く理想の住まいを建てたい方は、ノーブルホーム粋(SUI)にご相談ください。

各制度を丁寧にご案内しながら、思い描く理想の家づくりをサポートいたします

水戸市で補助金を活用して新築・リフォームする際のQ&A

水戸市で補助金を活用して新築・リフォームする際のQ&A

ここからは、水戸市で家づくりを進めるにあたって多く寄せられる疑問に、Q&A形式でお答えします。

Q. 水戸市の2025年の新築住宅に対する補助金額はいくらですか?

A. 子育て世帯が対象区域に新築住宅を建てる場合、「子育てまちなか住宅取得補助金」により最大30万円が給付されます。

お子さまが2人以上いる世帯など、加算条件に該当すればより高額の補助を受けられます

Q. 家を建てると100万円もらえる制度はありますか?

A. 水戸市独自では100万円の補助制度は設けられていません。

ただし、国の「子育てグリーン住宅支援事業」(最大160万円)や茨城県の移住支援制度と組み合わせることで、結果的に100万円以上の支援を受けられる可能性があります。

Q. 補助金の申請は誰がやりますか?

A. 多くの場合、申請手続きは施工業者や住宅メーカーが代行してくれます。

補助金制度によっては施主本人の署名や確認書類が必要になることもありますが、実務の大半は業者側が担うため安心です。

不安な方は、契約前に「補助金の申請サポートがあるか」「必要な準備は何か」を確認しておくのがおすすめです。

Q. 水戸市でエコキュートの補助金はありますか?

A. 現在、エコキュート設置において水戸市独自の補助金制度はありませんが、国の「給湯省エネ2025事業」を活用することで支援を受けられる可能性があります

詳しくは、記事本文をご確認ください。

まとめ

今回は、水戸市で利用できる住宅関連の補助金や融資制度、国の減税制度などについて詳しく紹介しました

新築やリフォーム、移住支援など、さまざまなライフステージに合わせた支援策を活用することで、住まいづくりの費用負担を大きく軽減できます

今回の情報が、水戸市で理想の住まいを実現するための一助となれば幸いです。